【やりたい仕事がない新卒や転職組の人へ】リアル自己分析方法

【やりたい仕事がない新卒や転職組の人へ】リアル自己分析方法

どうも。最近布団に入っても眠れないせいちゃんまんです。

今回の記事は、

・新卒でこれから就職活動をするんだけど、やりたい仕事が見つからない!

・仕事しているけど転職したい!でもやりたい仕事がない!

といった人達に向けて「やりたい仕事の見つけ方」をアドバイスする記事です。

結論は、

仕事に対する価値をどこに置くのかをまず考える事が大事!

です。

詳しく説明します。

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一般的な自己分析で本当にやりたい事なんて見つかるのか

就職活動をする時、自分に適した仕事を見つけるため、「自己分析」をすると思うんです。

僕もやりましたが、その「自己分析」の質問やアドバイスってかなり万人受けするものばかりで、

「これで本当に自分のやりたい仕事なんか見つかるのか?」

と思っていました。

よくある自己分析のアドバイスとしてはこんなものがあると思います。

●よくある自己分析の質問項目

・自分の得意な事を振り返ろう。
例えば、英語が得意。絵を描く事が得意。人の話しをよく聞ける。話すのが好き。など。

・過去に楽しかった経験を振り返ろう。
例えば、ボランディアをして人の役に立つ事に喜びを感じた。アルバイトで人に頼りにされる事が嬉しかった。など。

・嫌いだったことを振り返ろう。
例えば、人前で話す事が嫌い。一人で黙々とする作業が嫌い。など

とまあ、こんな感じの自己分析が多いのではないでしょうか。

どうですか。見つかりそうですか。

既にある程度やりたい事が決まっている人であれば、それを再確認できる質問ですが、

「まったく、やりたい事なんてないよ!」

っていう人がこの分析しても、何も見つからないと思います。

「やりたい仕事がない人」は「得意な事」もなければ、「仕事に繋がる楽しかった経験」などもない。

仮に、楽しかった事があったとしても、それを仕事にするために見合った実力がない。

だから「やりたい仕事が見つからない」のではないでしょうか。

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本当の自己分析は価値観の確認。それをまずすべきでは?

そこで、すべき分析は価値観の確認です。

価値観と言うと言葉が難しいので、簡単に言いますと、

「自分は何を一番優先にしたいのか」

とか

「自分はこれだけは譲れない」

とかの意味です。(ここで言う価値観の意味です)

こんな事を言ってしまうと

「さっきの自己分析とほぼ同じじゃん」

と思われるかもしれませんが、「より具体的に考えないといけない点」が違います。

価値感の確認を具体的にする事とは以下の確認をする事です。

●価値観の確認とは

・自分は一番何を優先(大切)にしたいのかを徹底的に考える。

例えば、

・給料が高い事を優先したいのか
・転勤しない事を優先したいのか
・仕事がきつくない事を優先したいのか
・会社のブランド(名声)を優先したいのか
・会社規模(売上・社員数・拠点数等)を優先したいのか
・会社員の男女比の割合を優先したいのか
・海外で働く事を優先したいのか
・スキルを身に着ける事を優先したいのか
・業界の楽しさを優先したいのか
・自分にとって楽しい仕事を優先したいのか

といった事です。

他にもこのような細かい検討事項があると思いますが、その中で一番何を優先したいかで、自分の方向性が見つけやすくなるはずです。

例えば、やりたい事が見つかっていない人でも

「私はとにかく給料が高い会社に行きたい」

と思う人であれば、年収が高い会社のリストを持ってきてその中にある会社に面接しに行けば良いです。

「私は海外で働きたい!」

と思う人であれば、外資系の会社か海外支店をたくさんもっている会社に面接しに行けば良いです。

優先事項を自分で決めてそれに沿った会社に行けば良いです。

先述したような一般的な自己分析をして「自分が得意な事」を見つけたとしても、それが「やりたい仕事」になるかは別です。

例えば、英語がめちゃくちゃ得意な人がみんな翻訳の仕事をしたいわけではありません。

翻訳の仕事は給料が低いので、「給料が高い事を優先したい!」という価値観の人であれば、「自分が得意な事(翻訳業務)」=「やりたい仕事」にはならないはずです。

ですので、「やりたい仕事」を見つけるには、まず「自分が何を優先したいのか(価値観の確認)」を考えるところから始める事をオススメします。

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僕のやりたい仕事が見つかるまでの流れ

僕の経験を話します。

僕は「やりたい仕事」がなかったです。

僕は高校卒業後、放送関連の専門学校に通っていまして、将来はテレビ関連の会社に勤めたいと思っていました。

ただし、専門学校の在学中にテレビ局でバイトをしていたのですが、テレビ業界の厳しさを目の当たりにして、やりたいとは思わなくなりました。

専門学校までは「自分が楽しいと思った事」が「やりたい仕事」だったわけですが、僕の価値観は現実を知って変わったんですね。

そして、この瞬間から「やりたい仕事」がない人間になり、僕の価値観で優先度が高くなったのは、

「きつくない仕事をしたい」

になったんです。

(テレビ局の仕事は1カ月家に帰れないくらい忙しくて、業務量的に厳しかったのが影響しました。)

僕は、テレビ業界に憧れを持ってわざわざ専門学校に行ったんです。

「楽しいと思える仕事」をしたいと思って行ったんですが、現実を見てすぐに価値観が変わりました。(もともとそれほど好きではなかったのかもしれませんが。。)

それから、僕は専門学校を卒業しまして大学生になりました。

今は放送関連とは全く違うWebマーケティングの仕事をしています。

今の仕事は満足かと言ったら

「超、満足です」

と即答できます。

今だから言える事ですが、新卒で入った当時は「とにかく辞めたかった」です。

僕は、やりたい仕事なんてなかったので、価値観は「きつくない仕事をしたい」だったんですが、それと同じくらい「楽しい仕事がしたい」という価値観が生まれたんですね。

仕事はきつくなかったですが、とにかくつまらなかったんです。

なので、転職を考えていた時期もあったのですが、たまたま役職が上がっていき、それに比例して任せられる仕事も大きくなっていき、仕事が徐々に楽しくなっていきました。

それで今では僕の優先度の高い価値観である

「きつくない仕事」と「たのしい仕事」

の2つが満たされている状態になり、今の仕事が

やりたい仕事

になっていったわけです。

まとめると、僕の人生をチャートフローで示すとこうです。

●せいちゃんまんの「やりたい仕事」が見つかるまでの人生フロー

・放送関連の専門学校に入る
 →やりたい事「テレビ業界で働きたい」
・現実を目にして諦める。
 →価値観の変化が発生。「きつくない仕事をしたい」
・会社に入る。
 →「きつくない仕事」だったため、充実する。
 →数年後、価値観の変化が発生。「楽しい仕事がしたい」と思う。(転職活動をする)
・会社で役職が上がる。
 →価値観が満たされる。「きつくない仕事をしたい」と「楽しい仕事がしたい」が満たされる。
・現在
 →今の仕事が「やりたい仕事」と言えるようになる!

とまあこんな感じです。

最終的に今の仕事が「やりたい仕事」と言えます。

まとめ

やりたい仕事が見つからない人は、自分の価値観の優先度をつけてから就職活動をした方が、結果的に人生が良い方向へ行くと思います。

僕の例がそうだったように価値観が変わって自分のやりたい事は変わります。

だとしたら、自分が譲れない点を優先して、それに見合った仕事を見つけた方が良いです。

一般的な自己分析であるように「自分が得意な事」や「自分がやっていて楽しい事」から、それに見合った仕事を見つけられるのは、ラッキーな人だと思います。

多くの人は何をやりたいのか分からず、就職していきます。

どうせ就職をするなら「どこでも良いや!」ではなく、自分の価値観をどこに置くかをじっくり考えてから動き出すと良いと思います。

それではまた、別の記事でお会いしましょう!

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